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2017-05

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みっつの話 - 2015.07.13 Mon

久方ぶりの線画です。

三作線画

「姫と盗賊」
「旅人と脱獄囚」
「墓守と研究者」

カテゴリにもある創作三作です。

今更だけど「旅人と脱獄囚」を「巡礼者と脱獄囚」に変える予定です。変えます。
あと姫の名前は「ミレイ」でしたが、「ラオ」に変えました。

同じ時に違う所で起きるラブロマンス(?)です。
いつものことながら私の好きなモノを詰め込みました。
特に今回、「待ってるだけじゃない、自分から行動する女の子」「方向性は違うけど超魅力的な女の子」的なコンセプトというかこだわりがあるのです。そんな女の子に惚れる男子3名、みたいなw

塗ってきます。

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星の終わりと珈琲 - 2015.06.27 Sat

 夜が長い。
 俺が独り身だからという理由で終わるならまだ良かったのだが、これは紛れもなく、世界中で発生している現象の所為であった。
 いつからだっただろうか。
 やけに夜明けが遅い日が続いた。日の入が早い日が続いた。
 最初は誰も気づかなかった。何処かの気象予報士やら研究者やらはこの不可解な現象をいち早く察知していたのかもしれないが、大多数の一般市民にとっては少し位日が長かろうが短かろうが知ったことではない。
 春になるというのにどんどん日照時間が短くなってようやく皆「これはおかしい」と感じ始めた。
 ニュースでは連日報道が続いた。ありとあらゆる専門家が登場し、この異常事態に対して自らの理論を説いていたが、はっきりとした原因が解明されることはなかった。不思議なことに、太陽からの距離、惑星との位置関係など挙げればきりがないが、兎に角この星を取り巻く条件は以前と比べてなにひとつ変わらないままだという。しかし何故か世界中で「夜の時間が異様に長くなる」という、まったく同じ現象が巻き起こっていた。
 人々の世間話の話題は専らこの現象についてだった。皆始めこそ野次馬精神で騒ぎ立てていたが、それも束の間だった。当たり前ながら気温が下がり、その影響からか世界中が異常気象に見舞われ、生き物の異常行動も目立った。作物も育ちにくくなり、食物、ひいては全てのモノの物価が跳ね上がった。経済の廻りが鈍くなり、失業や貧困の問題も顕著化した。まぁ、こういう時でも内乱やら戦争やら元気にやっているのだからある意味人間は逞しい。

 世界が滅ぶかもしれない。

 そんな神話だかSFだかの話が、現実となって押し寄せてきた。何せ太陽の光がないとこの星の生物は生きていけない。
 そうこうしているうちにも夜の侵食は進んでいた。気が付けば、一日の大半が夜空となってしまっていた。
 世界は混乱の只中にあった。人類の叡智をかき集めての原因の究明、現状打破にむけたあらゆる努力も虚しく、常闇の時間は確実に延びていた。
 このままだといずれは太陽が姿を現わさなくなる、そんな予測を立てることは実に簡単なものだった。絶望は人の心をいとも容易く蝕むもので、「光が消えていく」という相乗効果もあってか、たちまちに重苦しい空気が世の中を満たした。人類総出の御通夜状態なんてそうそう見れるものではない。自殺率、犯罪率、宗教新興率、婚姻率、あちらこちらで様々な事象がうなぎ上りでむしろ滑稽でさえあった。

 そんな折、世界政府は元々進められていた移星計画を緊急国際目標として大々的に打ち出した。
 要は名の通り、この母星を離れ、彼方新たな星へと移り住む計画だ。そもそも、自然破壊が進み生態系が狂い資源が枯渇し、緩やかに滅びへの道を辿っていたこの星である。政府の人間にとっては少々離星の予定が早まっただけで、異常現象の到来は何の問題も無かったのかもしれない。あと数年で完成するとされていた巨大移星宇宙艦ー通称「星の船」の製造が各国技師の総動員で進められ、あっと言う間に第一号機が完成した。
 現代で持ち得る科学の粋を集め、あらゆる技術を駆使して造られた、500万人もの人々を乗せる箱船。いつか読んだ小説のようだ。
 多くの者が船の完成に湧いた。何せ政府から公式に「幾年後この星は滅ぶ」という声明が出されていたのだから。
 第一号機の出港は盛大に祝福された。選ばれた世界各国の500万人が、希望と期待と不安、そして嫌な言い方をすれば「いち早く脱出して生き残れる優越感」を胸に宇宙へと飛び立った。彼方、宇宙や新天地に対する先の見えない恐怖なんていうものは、ジリ貧の天体寿命と天秤にかけられ排除されていた。

 星の船はその造船数を重ね、幾人もが新たなる故郷を目指し星を離れつつあるそんな御時世で、

 俺は今日も仕事だった。

 星を離れつつあると言っても、数として見ると離星が完了しているのは全人口の数パーセントであり、残されている者あるいは残る者は通常の日常生活を送るしかない。

 俺はとある教授の助手をしている。勿論それだけではやっていけないので、塾講師のアルバイトと掛け持ちだが。
 朝(といっても空は宵闇だが)、いつものように仕事場へ向かう。
 電飾で煌めく街中を抜けての出勤も、もう慣れたものだ。異常現象が起き始めてから、まるでそれが太陽に代わる拠り所かのように、夜の明かりは一層輝きを増した。
 街外れの、それ程有名ではない大学にある少々ひなびた研究室が俺の職場だ。
 ついこの間まで数人の研究員がいたが、皆辞めてしまった。星の船に乗船する為だとか実家に帰る為とかで、要は異常現象が原因だった。
 残ったのは教授と俺だけだ。

 研究室の立て付けが悪い扉を空けると、薬品の臭いとトーストの匂いが織り混ざった、常人なら吐き気を催しそうな空気が俺の嗅覚を刺激した。
「ん、おはよ」
 口いっぱいにパンを頬張っている妙齢の女性がこの研究室の主だ。窓の外から覗く景色は夜のため、なんともちぐはぐな朝食光景である。
「おはようございます」
 鍵の壊れたロッカーに鞄を放り込み、年代物の端末を立ち上げ、塗装が剥げたポットにミネラルウォーターを注いで湯を沸かす。 一連の動作をもはや慣性で終えると、室内に静けさが広がった。以前なら、研究員達の談笑が響いていたというのに。
「…この研究室も寂しくなりましたね。皆がいた頃はそれなりに賑やかでした」
「そうね、まぁ世界が滅ぶっていうんだから仕方ないわ」
 彼女は気だるげにそう答えると、ぼさぼさだが艶やかな黒髪を掻き回し、2枚目の食パンに手を出しつつ、パソコンの液晶に映し出された実験の解析結果と睨みあいを始めた。
「あーもー、ここの数値がどうしても安定しないのよね、ったく腹立つ。珈琲まだ?」
「はいはい、少々お待ちを」
 教授に目覚めの珈琲を淹れるのが、毎朝の俺の仕事だ。この研究室に入り、教授から何より優先して手ほどきを受けたのは、教授好みの珈琲の淹れ方だった。
 濾紙の端を折り、ドリッパーにセットする。ポットの湯を流し、容器を温める。わざわざ手挽きミルで豆から挽かされた粉を、すりきり2杯入れ軽く振って平らにする。
 まずは、中心からゆっくりと、湯を回し落とす。独特の香りが鼻腔をくすぐる。きっかり30秒、時計の針を見ながら蒸らす。そしてまた、中心から注いでいく。盛り上がった水面が下がるまで待ち、最後に数回転。出来上がった珈琲を大きな赤いマグカップに移す。 そこに角砂糖を5個、氷を3個落とせば完成だ。
 端末を食い入るように見つめる教授の傍らに、そっとマグを置く。
「どうぞ」
「ん、ありがと」
 教授はぬるく薄く甘ったるい珈琲が好きという、なんとも変わった嗜好の持ち主であった。ちなみに初めから薄くぬるく淹れることは許されず、濃く熱く出したものをわざわざ氷で濃度を下げ、温度を落とさなければいけない。
「そういやあんたは乗らないの、星の船」
 意外な質問だった。彼女の目はいつも研究に向いていた。他者に興味を持つこともあまりないが、さすがに残った助手が1人となるとこの人も何か思う所があったのだろうか。
「…俺飛行機とか宇宙船とかそういうのダメなんですよ」
 咄嗟に説得力のある回答を拵えようとするが、教授の前で下手に取り繕っても早々に論破されかねないので正直に答える。
「嘘、そんな理由で?あんたのことだからツラツラと己の小難しい留星派理論を述べるかと思ってたんだけど。うわどうしよう予想外過ぎて可愛い」

 多くが新天地へ旅立とうとする一方で、星を敢えて離れようとしない者もいた。理由は様々だが、母星に腰を据える覚悟をした連中が少なからず存在した。そんな者達はいつしか「留星派」と呼ばれるようになった。

「こちとら真剣なんです。まぁ…この星が滅亡するにしても俺が耄碌ジジイになる位までなら保つだろうかと思って。都合の良い予想ですけどね。先生はどうなんです?」
「嫌よ。あんな塊に詰められて何年も宇宙空間漂うなんて」
「俺と似たようなモンじゃないですか」

 「留星派」に対して自然と「離星派」という言葉も生まれた。世界政府は離星派の全人民をこの星から脱出させると公言したが、あんな馬鹿でかい宇宙船を何百と造れる訳がない。悠長に待っていられずに民間企業の移星船に乗り込む離星派も多い。

 教授はコーヒーをズビズビと音を立てて飲み干すと、身体をこちらに向け、椅子の背に頬杖をついた。彼女が研究を離れ、目を合わせてくることは日常でそう多くなかった。髪と同じ色をした黒の瞳は、長らく手入れされていない前髪に侵食されつつある。
「ま、何よりね、私はこの星が好きだもの」
 さらりとした口調は教授の常だ。
「人間、さんざ環境引っ掻き回しといて、挙げ句の果てに故郷を棄てて新天地へ、でしょう。母なる星に失礼ってものよ。私は最後までここに居るわ」

 星の船。いつ着くかも知れない、彼方への旅。
 おそらく二度と、この星に帰ってくることはできない。
 故郷を離れたくない。大地に足を踏みしめていたい。
 幾多もの人が、そう思ったことだろう。
 それでもある者にとっては、滅亡の絶望感、迫る宵闇は耐え難いものであった。母星への郷愁は、星の船への熱望にいとも容易く書き換えられた。
 世界政府が、著名な研究者が、偉大な教皇が、ありとあらゆる先導者が、この星はもう保たない、と言い切った。

「勿論大人しく死に絶える気はないけど。そのための研究だからね」
「先生のことだからてっきり面倒臭いとかそういう至極適当な理由で留星してる思ってました」
「上司に向かってその生意気な言い草どうにかなんないの」

 離星派、留星派。
 ふたつに別れた人類の行く先は誰も知らない。

「まぁこの星に居るようなら良かったわ、私あんたがいないと困るのよね」
「えっ?」
「この珈琲淹れられんの、あんただけだもん。これ飲まないと1日が始まらないの」
「…まさかそれだけですか?」
「うん」
「先生が自分で淹れれば俺の存在意義なくなりません?」
「私は人に淹れてもらうのが好きなの。大人しくここにいなさい」
 意図があるのかないのか、教授はたいへんにずるい人で、逆に言うと俺はそのずるさに乗っかる意気地無しで、取り敢えず今の所はそれで事足りていた。
 窓の外は相変わらずの黒塗りの夜空だった。世界が滅びに向かうこのご時世だが、それでも日常は確かに続いていく。
「わかったらボサっとしてないで仕事。人足りてないんだから」
「了解です、先生」



音楽のメモ1 - 2015.06.24 Wed

久しぶりの更新です。
久しぶりすぎてどう記事書いてたか忘れています。

自分の好みに合う音楽・映像等々を日々発掘してまして、それらをメモ代わりにブログに残していこうと前々から思ってまして。
初めて聴いた・観たときの気持ちが薄れないうちに、書きとめていきたいなと。久しぶりの更新がそれかよって感じですけどw
取りあえず1記事につき5項目くらい。

はい、まずは1つ目。
このロードムービー感、堪りません。
言いようのないあったかい切なさがこみ上げてくる。
長い旅の終わりに聴きたい曲。
そして歌い手の女の子可愛すぎか・・・透明感・・・・


2つ目。
この不安定で幻想的だけどSF的な感じ・・・大好き・・・・



3つ目。
世界の終わり。
夢に出てきそうな光景。というか、私が見る夢の景色と凄く似てて、何回も観てしまいます。


4つ目。
くっっっっっっっっそ格好いい!!!!!!!
おなじみアーマードコアのBGM。プレイしたいけど敷居が高くて手を出せないゲームです。あの退廃的なSFの世界、本当たまらんです。
いやもう、格好いい。綺麗さと熱さと格好良さがぶつかりあって化学反応起こしてます。
SF創作妄想捗ります。滅茶苦茶テンション上がります。


こっちも滾ります。


ニコ動に脳汁出まくる動画もあったのでペタリ。



5つ目。
歌って踊れるヴァイオリニストリンジーさん。ペンタトニックスから知りました。
キリリとした躍動感溢れる音色が好きです。



2014年まとめ - 2015.01.12 Mon


去年はここ数年で本当に描かなかった年でした。よって進歩もあまり無い気がします。
唯一進化したのはタイピングの早さですかねwww
ブログ始めた頃とは比べ物にならないくらいめっちゃ早くなりましたwww

年を取るごとに創作や絵から離れてる気がして怖いです。
でもやめないです。

ゲームはそこそこした気がします。
ポケモンXY、アサクリ4、アサクリローグ、DOD3、DMC、メタギアライジング、ラストオブアス、キングダムハーツ2・・・だったかな。結構やってますな。

漫画・本も結構読みました。

あとはお部屋の模様替えとかしたり断捨離したり。すっきり。
考え方も色々ものすごく変わった、ような気がする一年でした。

音楽は・・・ペンタトニックスに出会ってしまいそこからズブズブ嵌っております。
自分の好みに合った音楽を色々発掘するのが最近楽しい。

取りあえず絵をまとめていきます

20140623一瞬
斬りつけられる前の一瞬を描きたかった。髪の毛とか目の感じはなんとなくいいんですが体のバランスが終わっています・・・

初水彩2
初めて水彩に挑戦。そういや2014年は水彩に手を付け始めた年でした。

セーラームーンtwi
セーラームーンが懐かし過ぎて描きましたうさぎちゃん。当時は亜美ちゃんが大好きでした。

20141110.png
これはがんばった。長いこと放置し続けてやっと完成させた一枚です。私らしい色が描けた気がする。

BfenORICMAAj_re.jpg
よくわからない落書き

BnXQmtaCcAAABc4.jpg
なんとなく落書き

B03kIFqCAAAjCsn.jpg
ツイッターのフォロワーさん角っこ化を水彩で

取りあえず、今年はこれより描くことを目標にします!!



明けましておめでとうごさいます - 2015.01.07 Wed

お久しぶりです。
お久しぶり過ぎです・・・。
そういや数年ぶりにHN変更しました。このブログでは2回目ですね。トウノです。

去年の4月から更新してなかったですが元気です。(主にツイッターが生息場所となってました・・・)
去年の記事で今年は更新するとか言ってましたが見事に不言実行ですね。

という訳で羊絵。

2015.png
く、暗いww

去年は全然絵を描きませんでした。
今年はもりもり描いて創作充したいです。上手くなりたいです。

もう2、3年言ってる気がしますが、去年よりは更新したいです。
ブログの整理もしないと。過去の記事が黒歴史と化しつつある・・・www

何卒宜しくお願いします。




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